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超スピード出産の対策

陣痛が始まってほんの数分で赤ちゃんが生まれてしまう出産を「超スピード出産」といいます。 超スピード出産のときは赤ちゃんが生まれるのが自宅である場合が多く、そのためにあわててしまう人も多いようです。 超スピード出産のときに慌てないようにするための心得をガイドします。

超スピード出産の対策ー部屋を暖かくする

赤ちゃんは体温調節が苦手です。出産後の赤ちゃんは特にそうです。ですから、超スピード出産でうまれた赤ちゃんには空調による部屋の温度調節が欠かせません。

赤ちゃんは寒いのと暖かいので比べれば、暖かいほうを好みます。従って冬場は、暖房で十分暖かくしておきましょう。大人が少し暑いと思う程度で、出産後の赤ちゃんにはちょうどいいのです。

夏場は冷房を使うということはやめましょう。出産後の赤ちゃんが寒さを感じる上に赤ちゃんのときから冷房の利いている部屋で過ごすと、汗をかきにくい身体になります。決して良いことではありません。どうしても暑いを我慢できなければ、扇風機で空気の流れを作りましょう。

浴室は寒いので、そこで出産するのは、冬場はもちろんのこと、夏場もあまり好ましくありません。

とにかく、超スピード出産で生まれた赤ちゃんのためには部屋を暖かくしてあげてください。

超スピード出産ー正しい救急車の待ち方

どんな姿勢で出産したとしても、出産後は、赤ちゃんを抱き取ったらあおむけに寝てください。こうすることで、母体の出血量を抑えます。

赤ちゃんは、うつぶせにして(お顔は横向きにして)自分の胸の上に寝かせます。すると吐き残した羊水が出やすくなります。このとき、親子の肌と肌が直接触れ合うようにして抱くといいでしょう。

このままタオルケット、毛布など暖かいものをかけます。これで、母親の体温で赤ちゃんが温まり、十分に暖かい状態です。2人でくるまれてゆっくりと救急車の到着を待ちましょう。医学的にはまだ出血が心配な時期で赤ちゃんも呼吸を始めたばかりですから、救急車で病院に移動するのがいいと思います。

出産後の赤ちゃんの位置としては、胎盤が、赤ちゃんより低い位置にあるようにすることが重要です。胎盤の方が高いと、胎盤の中にある血液が赤ちゃんに流れこんでしまいます。すると、赤ちゃんの血液が多くなりすぎてしまうのです。

赤ちゃんの身体を拭いてあげよう

赤ちゃんを出産したら、全身をタオルで拭いてあげましょう。

出産した時、もし夫などがそばにいたら口、鼻のあたりを清潔なタオルなどでふいてあげましょう。

自然出産で生まれるとき、赤ちゃんは、初めての呼吸に備え、誕生の直前~直後に鼻、口から肺に入っていた羊水を自分でだらだらと出します。ふいてあげると、それを少し助けてあげられるのです。そうこうするうちに肺へワッと空気が入り、産声が上がります。

病院で出産すると看護師さんや助産師がやってくれます。しかし超スピード出産のため自宅で出産したら自分でやるよりありません。

でもひとりだったら、これは省略しても大丈夫です。全身が生まれた時点で身体をタオルで拭いてあげてください。

大事なのは部屋を暖かくして、肌で暖めてあげながら救急車を待つことです。これはなぜかというと、。生まれたての赤ちゃんは体温調節機能が未熟で、しかも羊水で濡れているとすぐに体温が奪われてしまいます。夏場でも、包んであげることを忘れないでください。

稀ですが、羊膜(赤ちゃんを包んでいる薄い膜)に包まれたまま生まれる赤ちゃんがいます。その場合は、膜を破いてあげた上で同様のことをしてください。

超スピード出産ーへその緒は絶対に切らないこと

超スピード出産で自宅で出産すると、医師や助産師の助言がないため、出産の際は胎盤を出すことでも苦労するでしょう。

胎盤は軽い陣痛を感じてから、軽くいきむと出るはずです。胎盤は、早い人では出産開始から体外に出るまで、早い人で5分後くらい、ゆっくりの人では30分後くらいかかります。

出産が終わると病院ではへその緒を切ります。しかし、超スピード出産で自宅で出産することになってしまったときは、へその緒はそのままにしておいてください。

自分で切ってはいけません。これは消毒したもので切らないと切り口から感染を起こすかもしれないので、必ず産婦人科医に切ってもらいましょう。早く切る必要もありません。

超スピード出産の時はバスタオルを用意しよう

出産の時は破水などで部屋が汚れてしまいます。部屋が汚れるのことは衛生上あまり好ましくありません。ですから出産の時は何かを敷いてその上で行ないます。清潔で大きなビニルが一番好まれます。しかし、何もなくてピンチに陥ったら新聞紙をたくさん拡げて、その上に清潔なバスタオルを何枚も敷いて出産に備えてください。

出産を間近に控えた妊婦はバスタオルはたっぷり用意しておきましょう。スピード出産の備えにもなります。赤ちゃんが生まれたときにも必要です。赤ちゃんは、家庭に普通にある菌で病気になるようなことはありませんので、普通の洗濯がしてあれば、それで十分清潔です。

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