妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)を防ぐために注意すべきことを話します。
日常生活でできる妊娠高血圧症候群の予防・治療方法には、いくつかのポイントがあります。
まず高血圧の要因となる塩分の摂取量を、調理法を工夫するなどして1日7g以下に抑えましょう。
赤ちゃんの発育に欠かせないたんぱく質を多めにとることも大切です。タンパク尿が出ている場合などは特に気をつけてください。卵、牛乳、乳製品、大豆、大豆製品、脂肪分の少ない肉などを積極的にメニューに取り入れましょう。
また、肥満は高血圧につながりますから、体重が増え過ぎないよう低カロリーの食事を心掛けましょう。1日の摂取カロリーは1800キロカロリー以下がめやすです。たんぱく質をしっかりとる分、間食をやめる、脂っこい料理は控えるといった工夫をしてください。
食事の内容に気をつけるとともに、心身の休養も大切です。ストレスは血圧を上昇させるもとに、安静にしていると血圧も下がり赤ちゃんの発育に良い影響を与えます。
●こんな人は特に気をつけましょう
次にあてはまる人は妊娠高血圧症候群にかかりやすいタイプです。日頃から十分に注意しましょう。
・ 高血圧、糖尿病、腎臓病の持病、病歴がある人、または家族にこれらの病気がある人
・ 35歳以上の高年出産、15歳以下の若年出産の人
・ 初産の人や、前回の妊娠で妊娠高血圧症候群になった人
・ 太りすぎの人
・ 睡眠不足やストレスがたまっている人